正平荘のパブリック等にお花を生けさせて頂く私には
こだわり続けております事がございます。
それは
『自然に咲く四季の野の花を飾り続ける事』です。
洋花のように、色も鮮やかで大きな花とは対照的に
地味で山道の道端に、ひっそりと咲いている優しげな花は
私の心を和ませてくれます。
野の花は、とても環境に敏感です。
去年の日記を見て、同じ頃その場所を訪ねても会えない時もあります。
去年は、朝早く起きて“われもこう”を一抱えほど取って来たのに
今年は、一歩も山へ入れないほど荒れ果ててしまっていたり
下狩りして何も収穫が無い場合などもあり、がっかりしてしまいます。
今の時期は
“金みずひき” “赤のみずひき” “われもこう” “コスモス” “ススキ”
“ほととぎす” “ヨメナ” “ゴマナ” “キノエノクロ” “野こん菊”
どの花も、正平荘の市松模様の畳の奥に、目立たなく・控えめに活かされております。
野の花を眺めながら
ここ、伊豆長岡正平荘の懐石料理を
ごゆるりとお楽しみくださいませ。





